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「コジ・キ印 129」★私的小説風妄想生活日記★10月初め『キチガイ扱いされた日々Oi!!』

ここのところ、ぶぅやんがちょくちょくウチに顔を出す様になった。
デイケア終わりに、休みの日にと、引っ切り無しにやってくる。
ぶぅやんは相変わらず落ち着きがなく、ゲームをしていたかと思えば、音楽が聴きたいと言い、清志郎を聴かせて欲しいと言うので、清志郎を流していると、ハイロウズが聴きたいだの、クロマニヨンズが聴きたいだの、言いたい放題言ってくるので、

「あのなあ、音楽聴きたいんやったら別にかけたるけどな?途中で何回も何回も、あれ聴きたいだのこれ聴きたいだの言ってたらなあ?このアーティストの人に失礼やとは思わへんの?」

と、かなりイラッとした口調で聞くと、

「???」

と、意味が通じなかったらしく、

「じゃあ、質問を変えるわ、あんな、僕はな、この人等ぁの事が大好きで大好きでたまらんねんな?それを途中で気に食わんのかなんかは知らんけど、あれ聴きたいこれ聴きたいって言われたらな、僕に対して失礼やとは思わへん?」

「え、そ、そんなに好きなんですか?」

「うん、好きやからCD買うねん」

「あ、いや、そんなに好きやったとは思わなかったんで…」

「…!?…え?どういう事?」

「え、いや、その、僕はそんなに好きじゃなくても買うから…、あ、いや、その…」

「あーそー?好きやないのに買うんや、お金勿体なくない?」

「あ、いや、そんなに尊敬してるんですか?」

「うん、めっちゃくちゃ尊敬してる」

「ああ、そうやったんですか…、僕はお母さんを尊敬してます」

「…うん、そっか、じゃあ、もっかい質問変えるわな?」

「あ、はい…」

「う〜ん…、これはむっちゃ極端な例えやけどな?もし、もしやで?今流れてる歌がお母さんが歌ってるとしよう、で、逆の立場でな、僕が○○さん(以降ぶぅやん)のお母さんの歌聴かせて欲しいと頼んだとしよう」

「はい…」

「で、僕がぶぅやんのお母さんの歌があんまり好みじゃないから、他のやつにしてって言われたらどう思う?」

「い、嫌ですわ」

「な!?嫌やんな!?僕の気持ち分かってもらえた!?」

「今やっと分かりましたわ、すいませんでした」

「いや、分かってもらえたらそれでええねん」

「清志郎とか甲本ヒロトは、お父さんみたいな存在なんですね?」

「あ、いや、お父さんとか、そーゆーんじゃないけど…、まあ、尊敬してる人やなあ…」

とまあ、こんな会話のやりとりが日々続く。

前まではぶぅやんのトンチンカンな質問に対して、あやふやに接してきたのだが、それは間違いだった。
トンチンカンな質問にあやふやに返せば、ぶぅやんはまた同じ質問をしてきたり、カンに障る言動をとる。
そのつどイライラしていたのであっては、自分の身が、精神が持たない。
それを回避する為には、ぶぅやんと正面から向かい合うしかないのだ。
そうする事により、自分の身を守る術をようやく身に付けた。
今は少々荒っぽい口調になってしまったりはするが、次第に柔らかい口調でぶぅやんと接する事も出来る事だろう。
そのせいか、ぶぅやんは、男の事を少し怖いと言い出した。

「何が怖いのん?」

「え、いや、その、せ、背ぇとか高いし…」

「背ぇ高いだけで怖がられたら僕もたまったもんやないなあ…」

「あ、あと、それから、腕相撲とか強いし…」

「だーかーらーぁ、腕力だけで言ったらぶぅやんの方が強いねんて…」

「あ、あと、それから」

「まだあんの…?」

「口調とか…」

「口調とかって言われてもな〜あ、元々こんな喋り方やからな〜ぁ…、僕はどうすりゃええの?」

「あ、いや、僕はその、病気やから…」

と、自分の病名をアピールするのだが、

(そっちがソレやったらこっちは自閉症じゃい!!)

と、叫びたくなるのをググッとこらえて、

「病気を武器にするんは反則とちゃう?僕も病気やし、診療所に通ってる人みんな病気やで?」

「で、でも僕、B級ですよ…?」

「B級かとC級とかそんなん医者が勝手に決めよった事やねんから、ここでは病気を武器にするんはやめようよ?」

「う、うん…」

と、雄弁に語ってはいるものの、自分も外では病気を武器にしまくって、周りからは「あの人はキ○ガイだから」と、特別扱いされている。

(な〜にをカッコ付けちゃってんの、俺…?)

と、ぶぅやんを見ていると、普段の自分をよく反映させてくれているので、
(慎まなきゃ…)

と、反省する事が多くなった。


ぶぅやんが帰った後、衝動的にブルーハーツの映像を観たくなって、棚からビデオを引っ張り出して、プロモや、LIVE映像を観ていた。

小学生の大地少年が、生まれて初めて受けた衝撃が、ブラウン管の向こう側から蘇ってきた。

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